各自治体公開データ、設置者投稿データ、地域の人から投稿データを統合して一元管理
アプリが使いやすい「REST/JSON」形式で誰でもが無償でいつでも利用可能な状態で公開
災害時対策も意識したパブリッククラウドによる高信頼性システムでの提供
頂いたAED情報は、オープンデータとして『REST/JSON形式で無料公開』しています。
2014/07/27 現在位置を渡すと最寄りのAED情報をREST/JSON形式で検索できる機能を公開しました。もちろん無料です。
2015/07/07 国際化対応の一環として、国コード指定による都道府県取得機能を公開しました。
https://aed.azure-mobile.net/api/CountryList
https://aed.azure-mobile.net/api/CountryList
https://aed.azure-mobile.net/api/PerfectureList/[国コード]
https://aed.azure-mobile.net/api/PerfectureList/jp
https://aed.azure-mobile.net/api/aedgroup/
https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/[県名]/
例えば福井県のデータがほしい時は
https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/福井県/
https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/[県名]/[市町村区名]
例えば福井県鯖江市のデータがほしい時は
https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/福井県/鯖江市/
https://aed.azure-mobile.net/api/AEDSearch?lat=[緯度]&lng=[経度]&r=[検索半径(m)]
例えば北緯35.96、東経136.185の半径300m以内のAED位置情報が欲しい時は
https://aed.azure-mobile.net/api/AEDSearch?lat=35.96&lng=136.185&r=300
なお、検索半径の最大値および省略値は1000mになっています
https://aed.azure-mobile.net/api/NearAED?lat=[緯度]&lng=[経度]
例えば北緯35.96、東経136.185からみた直近のAED位置情報が欲しい時は
https://aed.azure-mobile.net/api/NearAED?lat=35.96&lng=136.185
なお、検索距離の制限がないため周辺にAEDがないときはかなり遠距離の値が返ってくるので必ずDIST値で距離を確認してください
https://aed.azure-mobile.net/api/id/[id]/
例えば、裾野市立富岡中学校に設置されたAED位置情報が欲しい時は
https://aed.azure-mobile.net/api/id/2907/
Id | |
LocationName | -- 場所_地名【名称】 |
Perfecture | -- 構造化住所_都道府県 |
City | -- 構造化住所_市区町村 |
AddressArea | -- 構造化住所_町名 |
Latitude | -- 緯度経度座標系_緯度 |
Longitude | -- 緯度経度座標系_経度 |
FacilityId | -- 公共設備_ID |
FacilityName | -- 公共設備_名称 |
FacilityPlace | -- 公共設備_設置場所【設置場所】※受付横とか |
ScheduleDayType | -- 公共設備_利用可能時間【利用可能時間】 |
ScheduleDayStartTime (将来的に構造変更予定) | -- 開始時間 |
ScheduleDayEndTime (将来的に構造変更予定) | -- 終了時間 |
AccessAvailabilityOfPad | -- 公共設備_建物内外【建物内外】 |
FacilityUser | -- 公共設備_利用者【利用制限】 |
FacilityNote | -- 公共設備_補足【補足】 |
DayOfInstallation | -- 公共設備_設置日 |
PhotoOfAedUrl | -- 公共設備_写真URL【写真】 |
Url | -- 公共設備_ホームページ【ホームページ】 |
FacilityOwner | -- 公共設備_設置者【設置者】 |
FacilityOperater | -- 公共設備_管理者 |
ContactPoint | -- 公共設備_連絡先【連絡先】 |
ContactTelephone | -- 連絡先_電話番号 |
ContactExtension | -- 連絡先_内線番号 |
TypeOfPad | -- AED_パッド種類 |
ExpiryDate | -- AED_有効期限 |
ExpiryDateOfPads | -- AED_パッド有効期限 |
ExpiryDateOfBatteries | -- AED_バッテリ有効期限 |
TypeOfDefibrillator | -- AED_タイプ |
ModelNumber | -- AED_モデルナンバー |
SerialNumber | -- AED_シリアルナンバー |
Source | -- メタデータ_情報源 |
DateOfUpdatingInformation | -- 更新日時 |
上記の仕組みにより、自治体からいただいたAED情報は、その自治体サイトでPDFで提供するよりも使いやすい形で表示提供できるようになると考えます。
REST/JSONのままでよろしければ、該当する自治体専用の検索URLをご提供します。REST/JSONであれば自治体サイトを構築している技術者の方が一覧表や地図に加工することも容易であると考えています。
集めていただいたデータはこのような形で還元します。
AED検索は直近AEDの検索に、Microsoft Azure上でSQL Serverにデータを格納することで、端末側にAEDの位置情報の初期ローディングなしに目的とする直近AEDの情報をピンポイントで取得することを実現しております。
そのため、各自治体で公開されているAED情報などを格納する必要があるのですが、オープンデータシティである鯖江市など一部の自治体を除いてはPDFが自治体サイトで公開されているのみで位置情報すらもない状況です。
そこで皆さんにお願いしたいのは、お住いの自治体のAED情報をExcelファイルもしくはCSVファイルとしてご提供していただけないかということになります。頂いたデータを初期データとして登録することで、このアプリが皆さんのお住いの地域でお役に立つことができると考えています。
LocationName NVARCHAR(MAX), -- 名称
Perfecture NVARCHAR(MAX), -- 都道府県
City NVARCHAR(MAX), -- 市区町村
AddressArea NVARCHAR(MAX), -- 町名以降
Source NVARCHAR(MAX), -- 情報源(URLなど)
Latitude -- 緯度経度座標系_緯度
Longitude -- 緯度経度座標系_経度
ScheduleDayType -- 利用可能時間(24時間利用可能、06:00~21:00など)
ScheduleDayStartTime -- 開始時間
ScheduleDayEndTime -- 終了時間
FacilityPlace -- 設置場所(※受付横とか)
FacilityNote -- 補足
あれ?緯度経度必須じゃないの?と思われるかもしれませんが、前述のように自治体掲載情報には緯度経度のGPS情報が載っていないケースが多いのです。なので、あるともちろんうれしいのですが、なければ住所から緯度経度を求めてだいたいの位置を登録してから、あとで微調整できるような構想を持っています。
また、現状収集されているAED情報には利用可能時間の記載がないものが多いので、こちらも必須からはずしました。AEDは施設の中に設置されている場合が多く、例えば鉄道の駅であれば駅構内のため始発から終電までの間しか利用できなかったりするので利用可能時間は極めて重要なのですが、その情報がないがためにAEDの登録自体が遅れることを懸念しての処置になります。
最新の状況はhttp://idea.linkdata.org/idea/idea1s444iをご参照ください。
AEDオープンデータプラットフォームは、CC BY 3.0ライセンスで公開しています。
また、下記のデータを利用しています。
なお、APIにて取得したデータのSource欄にデータ元、UserIdに提供者情報が設定されていますので、個々のデータについてはそちらを参照ください。
※詳細はLinkData.orgもご参照ください。
(順不同、■は全域設定済)
2014年 提供実績
AEDの利用率は、心肺停止者(年間73,023人)のうち、目撃者がいてAEDを使うチャンスがあった年間23,797人に対して、881人。実に3.7%しか使われた実績がないのです。
たったそれだけしか使われないのかという驚きとともに、UX/UIを考えたことがある人なら同じ感覚を共有できると思うのですが、こんな表示していたら3.7%しか使われないのもうなずけると思います。
例えば次のような表示があれば3.7%が5%とかにできるのではないでしょうか。
AEDはとりだして設置してボタンを押せば、除細動が必要かどうかはAEDが判断します。押したからといって「どん」となるわけじゃないので安心して使いましょう。
AEDの使用率が少しでもあがりますようにという想いをこめて。