1人でも多くの心停止者を救うために

AEDの位置情報は、自治体がそれぞれ集め、それぞれの方法で提供されています。 そのため、AEDアプリを作ろうとした開発者が最初に取り組む問題は、AED位置情報の収集です。 しかしそれは、AEDアプリ開発者が取り組む課題ではありません。

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ばらばらなデータによる弊害を解決


各自治体公開データ、設置者投稿データ、地域の人から投稿データを統合して一元管理

STANDARD


アプリが使いやすい「REST/JSON」形式で誰でもが無償でいつでも利用可能な状態で公開

CLOUD


災害時対策も意識したパブリッククラウドによる高信頼性システムでの提供

経産省共通語彙基盤準拠

無償提供(CC BY 3.0)

自治体/設置主/住民からの
投稿をサポート

アプリが使いやすい
「REST/JSON」形式

AEDオープンデータAPI


頂いたAED情報は、オープンデータとして『REST/JSON形式で無料公開』しています。

CC BY 3.0

2014/07/27 現在位置を渡すと最寄りのAED情報をREST/JSON形式で検索できる機能を公開しました。もちろん無料です。

2015/07/07 国際化対応の一環として、国コード指定による都道府県取得機能を公開しました。


登録済国コード取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/CountryList

https://aed.azure-mobile.net/api/CountryList


国コード指定都道府県一覧取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/PerfectureList/[国コード]

https://aed.azure-mobile.net/api/PerfectureList/jp


市町村区単位での登録件数API

https://aed.azure-mobile.net/api/aedgroup/


都道府県単位でのAED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/[県名]/

例えば福井県のデータがほしい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/福井県/


市町村区単位でのAED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/[県名]/[市町村区名]

例えば福井県鯖江市のデータがほしい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/aedinfo/福井県/鯖江市/


周辺AED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/AEDSearch?lat=[緯度]&lng=[経度]&r=[検索半径(m)]

例えば北緯35.96、東経136.185の半径300m以内のAED位置情報が欲しい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/AEDSearch?lat=35.96&lng=136.185&r=300

なお、検索半径の最大値および省略値は1000mになっています


直近AED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/NearAED?lat=[緯度]&lng=[経度]

例えば北緯35.96、東経136.185からみた直近のAED位置情報が欲しい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/NearAED?lat=35.96&lng=136.185

なお、検索距離の制限がないため周辺にAEDがないときはかなり遠距離の値が返ってくるので必ずDIST値で距離を確認してください


AED位置情報取得API

https://aed.azure-mobile.net/api/id/[id]/

例えば、裾野市立富岡中学校に設置されたAED位置情報が欲しい時は

https://aed.azure-mobile.net/api/id/2907/


JSON Data - AED位置情報のフォーマット

Id
LocationName -- 場所_地名【名称】
Perfecture -- 構造化住所_都道府県
City -- 構造化住所_市区町村
AddressArea -- 構造化住所_町名
Latitude -- 緯度経度座標系_緯度
Longitude -- 緯度経度座標系_経度
FacilityId -- 公共設備_ID
FacilityName -- 公共設備_名称
FacilityPlace -- 公共設備_設置場所【設置場所】※受付横とか
ScheduleDayType -- 公共設備_利用可能時間【利用可能時間】
ScheduleDayStartTime (将来的に構造変更予定)--  開始時間
ScheduleDayEndTime (将来的に構造変更予定) --  終了時間
AccessAvailabilityOfPad -- 公共設備_建物内外【建物内外】
FacilityUser -- 公共設備_利用者【利用制限】
FacilityNote -- 公共設備_補足【補足】
DayOfInstallation -- 公共設備_設置日
PhotoOfAedUrl -- 公共設備_写真URL【写真】
Url -- 公共設備_ホームページ【ホームページ】
FacilityOwner -- 公共設備_設置者【設置者】
FacilityOperater -- 公共設備_管理者
ContactPoint -- 公共設備_連絡先【連絡先】
ContactTelephone --  連絡先_電話番号
ContactExtension --  連絡先_内線番号
TypeOfPad -- AED_パッド種類
ExpiryDate -- AED_有効期限
ExpiryDateOfPads -- AED_パッド有効期限
ExpiryDateOfBatteries -- AED_バッテリ有効期限
TypeOfDefibrillator -- AED_タイプ
ModelNumber -- AED_モデルナンバー
SerialNumber -- AED_シリアルナンバー
Source -- メタデータ_情報源
DateOfUpdatingInformation-- 更新日時

上記の仕組みにより、自治体からいただいたAED情報は、その自治体サイトでPDFで提供するよりも使いやすい形で表示提供できるようになると考えます。

REST/JSONのままでよろしければ、該当する自治体専用の検索URLをご提供します。REST/JSONであれば自治体サイトを構築している技術者の方が一覧表や地図に加工することも容易であると考えています。

集めていただいたデータはこのような形で還元します。

ご協力のお願い


AED検索は直近AEDの検索に、Microsoft Azure上でSQL Serverにデータを格納することで、端末側にAEDの位置情報の初期ローディングなしに目的とする直近AEDの情報をピンポイントで取得することを実現しております。

そのため、各自治体で公開されているAED情報などを格納する必要があるのですが、オープンデータシティである鯖江市など一部の自治体を除いてはPDFが自治体サイトで公開されているのみで位置情報すらもない状況です。

そこで皆さんにお願いしたいのは、お住いの自治体のAED情報をExcelファイルもしくはCSVファイルとしてご提供していただけないかということになります。頂いたデータを初期データとして登録することで、このアプリが皆さんのお住いの地域でお役に立つことができると考えています。

必ず必要な情報

LocationName NVARCHAR(MAX), -- 名称

Perfecture NVARCHAR(MAX), -- 都道府県

City NVARCHAR(MAX), -- 市区町村

AddressArea NVARCHAR(MAX), -- 町名以降

Source NVARCHAR(MAX), -- 情報源(URLなど)

あるとうれしい情報

Latitude -- 緯度経度座標系_緯度

Longitude -- 緯度経度座標系_経度

ScheduleDayType -- 利用可能時間(24時間利用可能、06:00~21:00など)

ScheduleDayStartTime --  開始時間

ScheduleDayEndTime --  終了時間

FacilityPlace -- 設置場所(※受付横とか)

FacilityNote -- 補足

あれ?緯度経度必須じゃないの?と思われるかもしれませんが、前述のように自治体掲載情報には緯度経度のGPS情報が載っていないケースが多いのです。なので、あるともちろんうれしいのですが、なければ住所から緯度経度を求めてだいたいの位置を登録してから、あとで微調整できるような構想を持っています。

また、現状収集されているAED情報には利用可能時間の記載がないものが多いので、こちらも必須からはずしました。AEDは施設の中に設置されている場合が多く、例えば鉄道の駅であれば駅構内のため始発から終電までの間しか利用できなかったりするので利用可能時間は極めて重要なのですが、その情報がないがためにAEDの登録自体が遅れることを懸念しての処置になります。

登録状況


最新の状況はhttp://idea.linkdata.org/idea/idea1s444iをご参照ください。

ライセンス表示

AEDオープンデータプラットフォームは、CC BY 3.0ライセンスで公開しています。

また、下記のデータを利用しています。

なお、APIにて取得したデータのSource欄にデータ元、UserIdに提供者情報が設定されていますので、個々のデータについてはそちらを参照ください。

※詳細はLinkData.orgもご参照ください。

(順不同、■は全域設定済)

  • 福井県:CC BY 2.1 http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/opendata/
  • 徳島県:徳島県庁ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 愛知県:CC BY 2.1 http://www.pref.aichi.jp/0000069312.html
  • 京都府:京都府ホームページ http://www.pref.kyoto.jp/iryo/aed.html
  • 千葉県:千葉県庁担当部署からの提供(詳細はデータ参照)
  • 和歌山県:和歌山県庁ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 栃木県:栃木県庁ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 埼玉県:埼玉県庁ホームページ http://www.pref.saitama.lg.jp/a0707/aed/aed-map.html
  • 広島県:広島県庁ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 奈良県:自治体各種ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 岐阜県中津川市:中津川市役所ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 岐阜県大垣市:大垣市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 神奈川県鎌倉市:鎌倉市役所ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 神奈川県横浜市:横浜市役所ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 神奈川県相模原市:相模原市役所ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 神奈川県大和市:大和市役所ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 秋田県横手市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s843i
  • 静岡県裾野市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1034i
  • 静岡県三島市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1732i
  • 静岡県掛川市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1846i
  • 静岡県御前崎市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2582i
  • 富山県砺波市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2554i
  • 兵庫県神戸市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2309i
  • 京都府舞鶴市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1305i
  • 新潟県三条市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1473i
  • 新潟県糸魚川市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1441i
  • 新潟県十日町市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2334i
  • 岡山県玉野市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1595i
  • 岡山県:岡山県庁ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 長野県塩尻市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1480i
  • 長野県上田市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1202i/aed_ueda.html
  • 長野県須坂市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2261i
  • 千葉県流山市:CC BY 2.1 http://www.city.nagareyama.chiba.jp/10763/014761.html
  • 千葉県我孫子市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s1480i
  • 東京都中野区:中野区 http://www2.wagamachi-guide.com/nakano/
  • 東京都世田谷区:世田谷区役所ホームページ http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/627/d00009129.html
  • 東京都板橋区:板橋区役所ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 東京都大田区:大田区役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 東京都文京区:消防署など文京区の各種ホームページより(詳細はデータ参照)
  • 東京都三鷹市:三鷹市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 東京都葛飾区:葛飾区役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 東京都足立区:足立区役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 東京都台東区:台東区役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 群馬県高崎市:高崎市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 群馬県前橋市:前橋市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 群馬県富岡市:富岡市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 宮城県仙台市:仙台市役所ホームページ http://www.city.sendai.jp/shisei/1214827_1984.html
  • 山口県宇部市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2286i
  • 福岡県福岡市:CC BY http://ckan.open-governmentdata.org/dataset/aed
  • 福島県会津若松市:会津若松市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 石川県内灘町:内灘町役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 島根県出雲市:出雲市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 島根県隠岐郡:島根県庁ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 愛媛県松山市:松山市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 秋田県横手市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s843i
  • 北海道室蘭市:室蘭市役所ホームページ(詳細はデータ参照)
  • 北海道八雲町:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2874i
  • 神奈川県綾瀬市:CC BY 4.0 http://www.city.ayase.kanagawa.jp/hp/page000028100/hpg000028050.htm
  • 茨城県水戸市:CC BY http://www.city.mito.lg.jp/opendata/kyukyu/aed/index.html
  • 三重県津市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s3101i
  • 山口県周南市:CC BY 3.0 http://linkdata.org/work/rdf1s2813i
  • 東京都八丈町:http://linkdata.org/work/rdf1s3132i
  • 東京都大島町:http://linkdata.org/work/rdf1s3136i

実績


AEDの現状


AEDの利用率は、心肺停止者(年間73,023人)のうち、目撃者がいてAEDを使うチャンスがあった年間23,797人に対して、881人。実に3.7%しか使われた実績がないのです。

たったそれだけしか使われないのかという驚きとともに、UX/UIを考えたことがある人なら同じ感覚を共有できると思うのですが、こんな表示していたら3.7%しか使われないのもうなずけると思います。

例えば次のような表示があれば3.7%が5%とかにできるのではないでしょうか。

  • いつ使うのか:「意識のない人がいたら」
  • どう使うのか:「取り出してAEDの説明に従ってください」
  • どうなるのか:「AEDが診断し、必要な指示が示されます」

AEDはとりだして設置してボタンを押せば、除細動が必要かどうかはAEDが判断します。押したからといって「どん」となるわけじゃないので安心して使いましょう。

AEDの使用率が少しでもあがりますようにという想いをこめて。

ABOUT


初音玲


連絡先:hatsune.a[at]nifty.com

facebook: https://www.facebook.com/AEDSearch


COPYRIGHT (C) 2014 HATSUNE, Akira

雑記

Microsoft Azureのランニングコストは、Microsoft MVP特典のMSDN無償枠を活用させていただいております。

AEDオープンデータプラットフォームのシステム維持費について

AEDオープンデータプラットフォームの検索速度について